OpenAIについて

2022年11月にOpenAI社が公開した生成型人工知能「ChatGPT」は、すでに利用者数が1億人を突破しています。
日本からOpenAIサイト(openai.com)へのアクセス数は746万/日(2023年4月中旬時点)に達しており、米国、インドに次いで3番目に多くなっています。

業務に活用している方も続々と増えていますが、OpenAIアクティビティを利用することでUipathから簡単に「ChatGPT」を利用することができます。
今回は、OpenAIアクティビティを利用するまでの手順についてご紹介いたします。
※OpenAI API のご利用には利用規約 (https://openai.com/policies/usage-policies) や料金ガイド (https://openai.com/pricing) をご確認の上、ご利用ください。

利用手順

OpenAI `APIKey` の取得

OpenAI公式サイト(https://openai.com/) [API] を選択します。

OpenAI公式サイト

左側のメニュー > [API Keys] > [Create new secret key] から`APIKey`を作成します。(※APIの利用には料金が発生します。お支払いについては [Settings] > [Billing] にて設定することができます。)

APIKeyの作成

Integration Serviceへの登録

Uipath Automation Cloud (https://cloud.uipath.com/) にログインして [Integration Service] を選択します。

Uipath Automation Cloud

Open AIコネクタを検索して選択します。

Open AIコネクタを検索して選択

[OpenAIに接続]を選択して連携します。

[OpenAIに接続]を選択

発行した`APIKey`を入力します。

APIKeyを入力

Uipath StudioにOpenAIアクティビティのインストール

UiPath Studioを開き、新しいプロジェクトを作成します。
管理タブ[パッケージを管理]を選択して[オフィシャル]を選択して検索バーに「OpenAI」と入力し、OpenAIのアクティビティパッケージをインストールします。

OpenAIのアクティビティパッケージをインストール

動作確認

上記の利用手順によりOpenAIアクティビティの利用が可能になりました。簡単に動作確認をしてみましょう。

質問を投げてみる

Open AI配下の[Generate Chat Completion]アクティビティを選択して質問を投げてみる。

質問を投げてみる

感情分析

既に利用している「ChatGPT」への感情分析プロンプトがある場合それを利用して、レビューなどの感情分析結果をまとめることができます。下記のようなレビューがあったとします。

感情分析

感情分析プロンプトを利用して分析結果をExcelに格納します。

感情分析プロンプト

感情分析プロンプト

いかがでしたでしょうか。今回はOpenAIアクティビティを利用してUipathから簡単に「ChatGPT」を利用する方法をご紹介させていただきました。
みなさんのご利用方法に合わせカスタマイズして RPA×AI をご利用いただければと思います。